標準偏差とは

標準偏差とは、統計学の用語で資料の散らばり度合いを表す数値のことです。為替の変動率を表す際、複数のデータが平均値からどれくらい離れているかというバラつき具合を表したものとした標準偏差を使います。標準偏差が大きければ価格の変動は激しくなり、小さければ安定しているということになります。

こうして標準偏差を使って得た価格変動率のことを「ボラティリティ」と呼んでいます。ボラティリティには2種類あり、FX初心者の方には少々難しいかもしれませんが、この2種類について少々説明しておきます。1つは「ヒストリカル・ボラティリティ」と呼ばれ、過去の相場の動きを反映するボラティリティです。直近の相場が激しい動きなら、ヒストリカル・ボラティリティは高くなり、動きが安定していれば低くなります。実際の変動相場により、将来の予想される変動率を算出することができるわけです。

もう1つは「インプライド・ボラティリティ」と呼ばれるボラティリティで、あるオプション価格が成立している時、そこから逆算した価格変動率です。価格が高くてもオプションを買いたいという人が多くなれば、インプライド・ボラティリティも高くなります。しかし、条件は他と同じなのにオプションが安ければ、当然、インプライド・ボラティリティは低くなってしまいます。

長期運用は短期運用に比べれば、標準偏差が大きくなり不安定です。変動率が大きければ、当然ですがマイナスに動く確率は高くなりハイリスクと考えられます。ただし、FXの場合、株と比較するとハイリスクの度合いは低くなります。また、さらにリスクを減らすには、その時々の相場の特殊性に左右されることなく、適切な数値を割り出すことができる標準偏差を活用するべきだといえます。

ちなみに、標準偏差は分散の平方数で、平方数にすることで期待値と同じくパーセンテージ単位で評価することができるんです。いずれにせよ、FXで勝率を上げるには、標準偏差を使いこなす必要があるといってもいいのではないでしょうか。この標準偏差を使ったテクニカル指標で有名なのが「ボリンジャーバンド」となります。

※ボリンジャーバンドとは、あらかじめ設定しておいた任意期間の移動平均値の上下に、算出された標準偏差をバンドとして描くチャートのこと。【参考:ボリンジャーバンドとは

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